【3月8日】国連事務局No.4(戦略調整担当)ホスチャイルド氏来日講演開催
- 2018.03.04
- 国際協力

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国連の視点から人間の安全保障を考える
今回来日するホスチャイルド氏はUNHCRやOCHA、UNDPといった国連機関でカンボジアや中央アフリカにおいて人道、難民・移民といった切り口で指揮を取っていたそうです。
若いときにはスーダンやセルビア、アフガニスタンなどのプロジェクトにもアサインされていたようで、非常に幅広い国でご活躍されているそう。
国連事務局のNo.4と前述しましたが、国連事務局にはトップに事務総長、続いて副事務総長、その下に事務次長、事務次長補と続きます。
なので、ホスチャイルド氏は4番目の事務次長補。その中でも戦略調整という担当を務めています。ただ、この戦略調整(strategic coordination)という役職、調べてもどんな役職なのかいまいちはっきりしなかったので、ぜひ講演会参加するかた質問してみてはいかがでしょう。
そして、気になる講演のテーマは「−国連の視点から人間の安全保障を考える: 混迷する世界におけるその展望−」。
人間の安全保障とは外務省よると以下のように定義されています。
人間の安全保障とは,人間一人ひとりに着目し,生存・生活・尊厳に対する広範かつ深刻な脅威から人々を守り,それぞれの持つ豊かな可能性を実現するために,保護と能力強化を通じて持続可能な個人の自立と社会づくりを促す考え方です。
安全保障とはいっても軍事とは別文脈で環境保護や貧困への対策などを通して、一人ひとりの尊厳を守る考え方なんですね。
日本が国際貢献の中でも重きを置いている概念ですが、国連の立場からみるとどのような捉え方なのでしょうか。ホスチャイルド氏のお話に注目です。
講演会概要
日時:2018年3月8日 13:00‐14:20
場所:東京大学駒場キャンパス 5号館 2階 521教室
主催:東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
申し込み:不要
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国連事務局と言ったら事務次長を務めている中満泉さんがいらっしゃいますね。国連のトップとはどのような仕事をされてきたのか、事前にこちらを読んでみると講演内容の理解が深まるかもしれません。
それからもう一つ。こちらは国連事務局ではないですが、国連の現場の最前線でご活躍されていた忍足謙朗さんの著書もおすすめ。人間の安全保障に直結する内容だからこそ講演前に読むとお話のイメージが鮮明になるでしょう。
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