途上国の力強さを感じる、バングラデシュのNo.1私立大学を訪問してみた


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大統領が理事長を務める総合大学
こちらの大学、概観の荘厳さもさることながら、内観もエントランスは異国の高級ホテルのようでした(異国なんですけどね)。
なかなかこのような建物はほかでは見ないので、その秘密を探ってみたところ、この大学の理事長は現在のバングラデシュ大統領なんだとか。
国のトップが大学のトップとなれば一流の設備を揃えることになりますよね。図書館、書店など勉強まわりの設備はもちろん、テーブルゲームやビリヤード台など学生の息抜きのできる設備も完備されていました。
加えて、学費もトップレベル。1年50万タカと言っていたので日本円で65万円くらいでしょうか。日本の私立大学とまではいかないものの国立大学とはいい勝負ですね。
といってもバングラデシュ国内の学費の相場がわからないと50万タカと言われてもピンとこないですよね。
比較のためにNo.1国立大学のダッカ大学は1年たったの1万タカ。50分の1の学費なのです。こう言われると、いかにこの大学の学費が高いかがお分かりいただけるでしょう。
高いと言っても、この大学には1万人以上の学生がいます。途上国といえど、このような大学で学んでいる学生がこれだけいると力強さをかんじますね。
最近、色んな所で言われますが、途上国はみんなが思っているほど途上国じゃないというのはまさにそうかなと。
環境や交通などまだまだ課題はたくさん散見されますが、都心は普通にビルが立ち並んでいますし、多くのビジネスが繰り広げられています。
これからはより細かいところに目を向けるとともに、この大学が持つような力強さを都心から離れたところにも広げていけるかどうかですね。
国の経済成長を間近で見れるのは先進国に住んでいたら体験できないことなのでこれから先が楽しみです。
それでは本日はここらへんで。
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