【書評】未来型国家エストニアの挑戦 電子政府がひらく世界 【8/23まで50%OFF】

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みなさんこんにちは!松原です!

エストニアという国ご存知ですか??バルト三国のどれか、のようなイメージまで思い浮かぶもののどんな国かまではわからないというのが多くの人ではないでしょうか。

そんなエストニア、実は電子政府という世界の最先端を行く国家だったんです。

本日は今話題の書籍「未来型国家エストニアの挑戦 電子政府がひらく世界」を読んでみた感想をシェアしたいと思います。

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 世界の電子政府の手本に?

あらためて本日ご紹介するのがこちら。

この本、なんで読もうかと思ったかと言うと、実はバングラデシュは今デジタルバングラデシュという政策を打ち立てていて、その柱の一つが「電子政府化」なんです。

もろもろの手続きを電子化させることで煩雑な手順をふむことなく、経済活動を活発化させることができる上、汚職も減らせるという狙いがあるそう。

ただ、いまのバングラデシュからするとそんなそこにたどり着いて実装されているイメージが沸かなかったので世界の電子政府の事例をみてみたいと思って今回の本を手に取りました。 

人口130万人国家の挑戦

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本書では、エストニアという国がどのように電子化されているのか、事細かに事例をあげて説明してくれていますが、その根幹となるのがeIDという個人識別カード。日本でいうマイナンバーカードですね。

エストニアでは15歳以上の国民みんながこのカードをもち、様々なサービスを享受できるよう。

例えば、電車の切符。事前にオンラインで購入することができ、このeIDカードに購入記録が残されるため、電車ではこのカードを提示すれば済むそう。

また、医療に関しても個人の診断データがオンライン上で共有されているため、医者が変わってもスムーズに病状を把握できる仕組み。病院のオンライン予約や電子処方箋なんてのもあるみたいです。

他にも、戸籍情報などもすべてオンラインで管理。子どもが生まれたときも出生届はオンラインで済むそう。様々な行政手続きでも市役所にわざわざ出向く必要はないんです。

 

そんなエストニア、実は130万人しか人口がおらずこれが、電子政府の導入の浸透が早かった理由でもあります。反面、人口が爆発てきにふえるということは考えづらく経済成長の観点からは悩みもあるそう。

それを解決する方法が、今回この本を読んでいて一番興味深い点でした。

 

それは、「国民をシェアする」こと。

実は先程述べたeIDカード、エストニア国外の人にも利用できるんです。このサービスはe-レジデンシーと呼ばれ、世界的にフリーランス・デジタルノマドと呼ばれている人が増え、流動性が高まるなか、そのような人たちに選択肢を一つあたえる形になります。

e-レジデンシーに登録した人はオンライン上で上述のようなエストニアの電子政府サービスを受けられますし、銀行取引も可能です。

なので、オンライン上で銀行開設して、会社も設立して、運営もして、なんてことが可能です。世界中どこにいても会社を動かせるという算段。

エストニアには約130万人の国民しかいないが、eレジデンシーの目標は、エストニアが世界最大の国になることだ。 これはそれほど荒唐無稽な話ではない。Airbnb社は一棟の建物も所有していないのに最大の宿泊プロバイダであり、Uber社は車を所有していないのに最大のタクシー会社であり、Facebook社はコンテンツを作成していないのに最大のメディア企業である。 ならば、エストニアが世界最大のeレジデント人口を抱える国になって何かおかしいだろうか?

 という言葉は印象に残りましたね。

国家でありながら、ベンチャー精神のような姿勢を貫いているのは想像を超えたビジョンでした。

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まとめ

国の背景が大きく異なるため日本やバングラデシュにそのまま当てはめることはできないなと感じた一方で、世界の中にこのような事例があることは徐々に他国に大きな影響を与える種となるだろうなと感じました。

このような最先端事例は読み物として興味深いのでみなさんもぜひ!

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