中等教育改善のため世界銀行とバングラデシュが5億ドルの融資契約に合意

みなさんこんにちは!松原です。
先日、世界銀行とバングラデシュ政府が中等教育の質を向上させるために5億1千万ドルの融資契約に合意したので、本日はその中身をご紹介!
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中学高校の質の改善のために
今回の融資は世銀がとバングラデシュが昨年調印した”Transforming Secondary Education for Results“というプロジェクトの一環で行われるものです。
Class6から12という日本でいうとおおよそ中学から高校生(バングラデシュでは学年のことをClassと呼びます)に当たる学年の質や教育アクセスの課題を改善するため、また特に低所得の家庭の女の子や子どもが中等教育を修了できるような環境を整えるために取り組まれています。
バングラデシュは1971年の独立から50年の節目である2021年に現在の低中所得国(Lower-middle income country)から中所得国(Middle income country)入りを目指しています。
その実現のためにはこの中等教育の改善がカギとなると世銀のバングラ担当者も語っています。
このプログラムでは50万の学校の教員や校長先生を対象に授業と学校運営の質の向上を図るためのトレーニングを実施したり、6,8,10年生に対して学習レベルのギャップを図るための評価システム(統一テストとかだと思われる)の実施を通して政策改善のサポートをするようです。
対象校や金額も多額なものになるため、どのようなインパクトが現れるのか期待ですね。
国が融資を受けるということは上手く成果が現れなかった場合ただ国民に大きな負担を強いるだけになってしまうので政府も世銀も大きな責任を負います。すぐには成果は見えては来ないですがこのような動向は国の発展を追う上で要チェックになるかと思います!
それでは!
▼世界銀行の中の人の話はこのへんからどうぞ
▼参考
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