バブル期の人気留学先、日本。経済発展の支柱となる留学経験者たち

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経済成長期は留学ブーム?
普段お会いしている高校の数学の先生や大学のコンピューターサイエンスや工学の研究をなさっている方々はだいたい50代くらいの年代。20〜30年ほど前に留学されていた方が多いようです。
その時期日本はというとバブル期からバブル崩壊後にあたります。経済発展をしているさなかは海外からの留学の目標の的となることがわかります。
早稲田をはじめ、東北大学や山形大学、名古屋大学など、様々な大学で修士・博士を取得されているかたがいるようです。
そして、興味深いなと思うのはその留学していた当時の日本の経済成長率(7%)以上の成長を現在のバングラデシュがしているということ。
自分の国が独立してまだ10年、20年しかたたないうちに海外に学びに行き、現在じぶんの国の経済発展に貢献しているというのはなかなか感慨深いものだなと感じています。
一方で、現在はというと、悲しいことにそこまで日本に留学に行くというのは多くないようです。学ぶとなると、他の先進国のほうが魅力的に映るようです。
同い年で東大に留学していた友人に聞くと、留学している人はまわりに知り合いはたくさんいるけど、日本に行くのは極めて少数とのこと。近年はインドやマレーシアへの留学も注目されつつあるようです。
しかし、学びばとして注目されていないから日本はもう見放されたのかと思うとそうでもありません。
日本で働きたいというひとは多分にいるのです。
実際に、デジタルバングラデシュという国策を打ち出しているバングラデシュとエンジニア不足の日本の地方とをつなげるプロジェクトがJICAを通して行われています。
今年もバングラデシュのエンジニアが日本の企業から内定をとって飛び立つようです。
留学して自国の発展に寄与した次の世代は他国の経済に貢献していくのでしょうか。
海外を経験した人材と経済発展の関係性って長い目で見てみると興味深いです。
それでは本日はここらへんで。
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