【アジアの教育現場】数学のテストを乗り切るには電卓がカギ?バングラデシュの教育事情とは

【アジアの教育現場】数学のテストを乗り切るには電卓がカギ?バングラデシュの教育事情とは

みなさん、こんにちは!松原(@matsubara_nobu)です。
たまにはインターンで扱っている業務の内容をお話しようかと思いまして、本日はバングラデシュの教育事情についてお伝えできればと思います!

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中高の卒業試験が大学入試のカギとなる

まず、バングラデシュがどのような教育システムなのかご紹介です。

日本は小学校6年間、中学校3年間、高校3年間というステップを踏みますが、バングラデシュでは1〜12年生を通しでカウントします。

その中でも10年生が終わるタイミングでSSC(Secondary School Certificate)という試験を受けて、パスすることができればCollegeと呼ばれる11学年、12学年に進級することができます。バングラデシュではCollegeは単科大学ではなく、中等教育の一部に対して使われる言葉なんですね。

そして12学年が終わるときにHSC(Higher Secondary Certificate)という試験を受験します。

日本だとそもそも卒業試験という仕組みがないのでイメージしづらいかもしれませんが、海外に目を向けるとこのようなテストが導入されているところは普通にある模様。

そして、バングラデシュの場合、このSSCとHSCの結果が大学受験の際に反映されるために非常に重要なものとなります。

良い大学に行くためには日本でいう高校1年生のテストから頑張らなくては行けないわけです。部活頑張ってたから高3夏まで成績悪かったけど最後半年踏ん張ったら逆転サクセスストーリーになったというおいしい話はなかなかないのです。日本人からしてみると厳しくかんじられますね。泣

テスト攻略のカギは電卓?

そして、このSSCとHSCのカギを握るのが数学です。ここで大きく差が現れることも。

この数学の試験、面白いのが関数電卓をつかっていいということ。これまた日本人の感覚からすると、信じられないかもしれません。しかし、日本のように三角関数ひとつとってもきれいな角度で出題されるわけではなく、細かな数字で出題されるために電卓が必要になるといった具合。

つかっていいというより、使わなければならないということです。関数電卓を使わなければ解けない問題がそれぞれ半数ほど出題されるのです。時間もタイトで限られているのでなかなか厳しい試験となります。

そのため、ぼくのインターン先ではいま、様々な学校や書店を訪れて関数電卓を売っています。

また、なぜ日本人がこんなことをするのかというと、バングラデシュの市場に出回っている関数電卓の9割が偽物という調査結果があります。

近年は偽物でもクオリティが上がってきて普通に使う分には困らないレベルになっています。

しかし、受験という大事な場面では1分1秒を争います。試験中に壊れない安心感と電卓のクイックレスポンス、また様々な機能のお陰で学習効率の向上を図ることができます。

たかが電卓と思うかもしれないですが、試験で重要な役割を担っていると思うと重みを感じます。日本人というだけでも少しは本物を取り扱っているという印象を与えられるので、試行錯誤しながらも生徒に届けています。

いかがだったでしょうか?日本とは異なる点が多く、制度を見ているだけでも面白いです。関心のある方はいろんな国の比較をしてみても良いかもしれませんね。

たまにはインターンの内容も絡めつつ、バングラデシュのことをお伝えできればと思います。

それでは本日はここらへんで。