金曜日とストレス
- 2018.07.28
- バングラデシュ

皆さんこんにちは!松原です。
以前書いたように、イスラム圏の多くは金曜日は大事な礼拝日となるため休日です。
なので、今日は僕もおやすみを頂いていました。
1日ゆっくり過ごせるのでゆっくりTwitterやらInstagramやらながめていたら、気になったのが「華金」という言葉やそれを思わせる飲み会の映像。
会社の仲間とがっつり飲む人から1人でしっぽり飲む人も見られます。
バングラってお酒飲めないので週末に飲み会とかはなく、なんならさっさと帰る人がほとんどなので、それに照らして客観的に見てみると日本の華金って面白い文化だなあって思います。
日本だと、1週間の仕事がおわってパーッと溜まった疲れを吹き飛ばすために行くようなイメージですが、バングラだとさっさと帰って家族と過ごす人が多い。金曜の仕事終わりにそのままダッカから帰省するひともいます。疲れてるからゆっくり家族と休むというのがバングラスタイルです。
こう見てみると、日本とバングラって疲れの種類が違うように思えます。
バングラのほうがゆっくり過ごしているぶん身体的に休んでる感じがある反面、日本人の過ごし方はストレスを積極的に発散させて精神的な疲れをとっているように感じます。(バングラもゆっくり過ごしながら精神安定はかっている面もありますが)
日本人ってプレッシャーとかのストレスに包まれながらぎりぎりのところで働いているんだなあと感じます。
ただ、このぎりぎりというのは悪い意味ではなくてほどよいストレス環境を作ることで一人ひとりのキャパを引き伸ばす効果はあると思います。
バングラの働き方だとそのようなストレスの感じ方はあまりないので、そういうストレス環境をわざと作ることも会社だったり国が成長する手段かもしれません。
週末にパーっとやるは経済効果もありますし、ストレス環境の整備とセットで、お酒とは違う形でバングラでもなんかあったらいんじゃないかなと思います。
あとは、いま現状金曜だけ休みなので、もっと仕事で負荷をかけるぶん週休二日にしてみるとかね。施策って考えるといろいろ面白そうです。
と、こんなこと考えるみなさんより一足早い週末でした。
それでは良い週末を!
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